離婚率の上昇
戦後、日本の離婚率は長期にわたって低く推移していましたが、近年は急激に上昇しており、2000年にはなんと26万件の離婚者がいます。
とくに40代以下の若い世代で、離婚は急激に増えて来ています。
離婚者の婚姻期間を見ると、以前より長期に渡って婚姻関係を築いて来たカップルの離婚が目立っています。いわゆる熟年離婚というものです。
これは、女性の社会進出に深く関係していると思います。
離婚率が低かったのは、女性が我慢をしていたから。
離婚が増えているのは、女性が我慢をしなくなったから、と言う訳です。
とくに、専業主婦として長年やって来た場合、離婚してもその後生活が出来ませんから、我慢するしかありません。
しかし、最近では女性もみんな職を持って個人として自立しています。なので、生活費のために我慢する必要がなくなったとも考えられます。
離婚率の上昇を、私は嘆きべきことではないと考えています。
女性が自分の考えを堂々と言える時代になったのだし、不当に我慢せざるを得ない社会だったのが徐々に改善されてきているからです。
けれども、こと少子化に関して言えば、離婚率の上昇と少子化は関連を持っていると言わざるを得ません。
これだけ周りに離婚経験者が多いと、自分もいつか離婚するかもしれない、という気持ちが潜在意識に刷り込まれます。
離婚するのに、子供がいては大変、子供がいたら再婚が不利、という自己防衛本能が自然に働き、無意識に少子化に向かってしまうのです。
この不安を払拭するには、一人でも快適に安心に子供を育てられる環境づくりと、寛容な社会体制が必須です。
離婚を減らすことは出来ません。唯一離婚を減らす方法は、結婚しないことしかないでしょう。
少子化問題と離婚
- 離婚原因における不貞行為
- 判例上「不貞行為」と位置づけられるのは、男女間の性交渉であり、性交渉を伴わない男女の密会等は「不貞行為」には該当しません。また、通常、「不貞行為」が離婚事由となるためには、一回だけではない反復した「不貞行為」が必要とされます。
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