男女別未婚率の推移
少し前までは、女性の結婚をクリスマスケーキに例えて、「売れるのは25まで、26過ぎたら売れ残って腐る」みたいな失礼な発言をする人がいました。
女性は25才までに結婚するのが当たり前の常識で、それを超えた年齢で独身でいると、あたかも「結婚出来ない女」であるかのうように、マイナスのレッテルを貼られるのです。
「行き遅れ」「オールドミス」という言葉も、同様に、年齢がいってからも独身でいる女性を、どちらかといえば蔑む言葉です。
しかし現代では、25才までに結婚する女性が一般的とは言えなくなってきました。
女性も大学に進学し、仕事を持つようになったからです。
では、男女別、年齢別に見て、どれくらいの人が何才くらいで結婚しているのでしょうか。
次の表を見てみましょう。
男女別年代別未婚率推移の表
| 平成2年 | 平成7年 | 平成12年 | 平成17年 | |
| 20〜24歳(男) | 92.2% | 92.6% | 92.9% | 93.6% |
| 20〜24歳(女) | 85.0% | 86.4% | 87.9% | 89.4% |
| 25〜29歳(男) | 64.4% | 66.9% | 69.3% | 72.6% |
| 25〜29歳(女) | 40.2% | 48.0% | 54.0% | 59.9% |
| 30〜34歳(男) | 32.6% | 37.3% | 42.9% | 47.7% |
| 30〜34歳(女) | 13.9% | 19.7% | 26.6% | 32.6% |
| 35〜39歳(男) | 19.0% | 22.6% | 25.7% | 30.4% |
| 35〜39歳(女) | 7.5% | 10.0% | 13.8% | 18.6% |
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未婚化は嘆くべき?
表を見て一目瞭然なのは、男女ともに、結婚年齢が年々あがってきていることだ。
クリスマスケーキを意識するのであれば、女性の殆どは最初の区切り(20〜24才)で結婚していなければならなくなる。ところが、平成2年(バブル経済最終期)から平成17年の15年間で、20代で独身の女性は、4割から6割になっている。
4割から6割。これは大変意味のある数字である。なぜなら、「過半数を超えた」といえるからである。平成17年の時点で、半分以上の女性が、20代で独身なのである。未婚化、晩婚化傾向は年々強まっているので、今年はもっと増えている事だろう。
もはやクリスマスケーキ等とは、冗談でも言えない時代になった。30代後半まで独身でいる日本人は、男性で3割、女性でも2割弱いるのである。
この人たちは、晩婚化というよりは、おろらく多くが生涯結婚しない人たちであると予想される。もし結婚したとしても、40代になってから子供を産むのは多大なリスクを伴っているため、子供を産む確率は低い。つまり、少子化問題を引き起こしているターゲットといえる。
もちろん、結婚するのも子供を産むのも個人の自由であり、社会的強制などすべきではない。この、30代後半でも未婚の女性に、いかに気持ちよく、自分から子供を産みたいと思ってもらうか、が、少子化問題解決のキモになってくると思う。
今は2割でも、近い将来、30代後半でも未婚の女性は、3割を越えてくるだろう。そのとき社会がまだ、クリスマスケーキ感覚を持っていたとすれば、少子化問題を解決するのは非情に難しいと言える。
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